世界一の肉職人「ユーゴデノワイエ恵比寿」! (フランスの熟成肉 vs 熊本あか牛の競演に感涙しまくり!)

世界一の肉職人

ユーゴデノワイエには3回目の来訪。

1回目は最初に恵比寿にOPENしてたぶんすぐの週末。
2回目はユーゴ本人が来日というスペシャルディナーのとき。
そして3回目。

今回はバースデーディナーです♡わくわく

テーブルに着くとお品書きがお出迎え

コース内容はこんな感じ。

今回は、夫が以前に申し込んでたクラウドファンディング(一度お店をたたんだユーゴデノワイエの再開店支援)のリターンで設けられていたコース招待券を使用しました。

  1. パッションフルーツ ピンチョススタイル
  2. 梅山豚のリエット ビーツのゼリー仕立て
  3. 茨城県梅山豚の肉点心
  4. ホワイトアスパラのグリルにキャビア、葉大蒜とカリフラワーのムース
  5. ビーツとあか牛の寿司、一本釣りの活〆の鯛(本日はスズキ)
  6. 活〆の太刀魚、大根とトリュフのミルフィーユ
  7. フランス牛とあか牛の食べ比べ
  8. 〆の別腹
    (金柑とココナッツのメレンゲトンカ豆のアイス添え or 〆のトリュフ牛丼)

まずは、特典のウェルカムシャンパンで乾杯。

ユーゴといえば本人が来日した2回目のコースが本当に素晴らしくて。

まるで「世界随一の食いしん坊さんのイケメンに、研ぎ澄まされた味覚を本気フル駆使して真剣に口説かれてる」みたいな味の至福に包まれて、もう大興奮しまくったので。

今回もわくわくがとまらない……
(スタートから興奮気味)

まず席に運ばれてきたお肉から、メインの食べ比べ2種類を先に選びます。

まず「熊本のあか牛」というのが、ユーゴ自ら選び抜いたという赤身の最高牛。
そして左の「仔牛の骨つきロース」「フランスシャロレー牛のサガリ」が、お店の人の説明によれば食べる機会の少ないめずらしいお肉とのこと。迷う……。

前にTVで見た「赤身と熟成肉」の番組では、赤身牛の最高峰はアルゼンチン牛で鮮度命のウェルダンが最強と。したたる肉汁を閉じ込めるのが美味なのだとか。(ちなみに鮮度が命なのでアルゼンチン牛のかわりに匹敵するのが国内だと「熊本あか牛」)一方でフランスでは、熟成肉が好まれそれをブルーと言われるレアを上回る超レアで食べるのが極上と紹介されていて。

うーん。そうだなあ……
ここは熊本あか牛は良いとして、
フランスの方はここはやっぱり熟成肉じゃない?

ご神託にて決定👌

国内赤身「熊本あか牛」🇯🇵 vs
フランス熟成肉「サガリ」
🇫🇷 の競演
を楽しむことにしました☺

1.パッションフルーツ ピンチョススタイル。

かわいいっ!おしゃれ!インスタ映え!!😍

1品目は、チョコレートコーティングされたパッションフルーツで、口に含むと弾ける食感。これまでのユーゴデノワイエよりも、女性誌っぽい小洒落感がプラスされてパワーアップした気配。

ユーゴもインスタ映えねらってバージョンアップしてるね。

これから始まる肉の宴に、まずは酸味のある爽やかでジューシーな甘みで、心と口の中が踊ります。

2. 梅山豚のリエット ビーツのゼリー仕立て

これ昨年末に限定予約販売されていて。
夫がチャリを飛ばして購入してきてくれたので以前に口にしたことはあったのですが……。

こ、これが正解形だったのねーーー!
(全然別物!)

ビーツのゼリーとのハーモニーが美しくて美味しくて上品な滑らかさに背筋が伸びます!購入して家で食べたときは、確かにビーツのゼリーがついてたのに食べるときに出すのを忘れてたり、瓶からスプーンで雑に取り分けたりと、ことごとく不正解スタイルで口にしていたことに心より陳謝したい……。

プロの手にかかると、こうも違うのか。
美しさは味に反映されますね。

美味で感涙。

3. 茨城県梅山豚の肉点心

ちょこんとお皿に乗った点心。

でも頬張ると中にびっくりするぐらいぎっしりなお肉の密度!ふわふわで甘みのある生地のバランスも最高で、口のなかに小宇宙。

これはもう……他の小籠包が食べられなくなっちゃうやつ!😭

4.ホワイトアスパラのグリルにキャビア、葉大蒜とカリフラワーのムース

‘ホワイトアスパラガス’って普段は存在を忘れてるけど何気にけっこう好きシリーズのひとつで。結婚式とか外のフレンチとかで食べると感動し、でもってお家で買ってきた缶詰でやってみるとやっぱりいつもなんか違うわけで……。

塩味の強すぎないキャビアがちょんと乗っかって、
歯ごたえを残すホワイトアスパラに、
野菜のコクがしっかりの濃いホワイトクリーム。

美味!完全にこれは美味!

あとパルメザンとピンクペッパーをあしらうのお洒落♡
これは今度真似してみようかな。

5. ビーツとあか牛の寿司、一本釣りの活〆の鯛(本日はスズキ)

ルビーみたいな紅色!!
なにこれ美しすぎる!

この日は鯛ではなくてスズキ。
ビーツで染め上げられたシャリにはタルタルが潜んでいて、ほんのりトリュフの香りをまとったスズキ。

この一品は、港区の香りが漂いますな〜。笑
もうめくるめく一品一品に興奮が止まりません。

6.活〆の太刀魚、大根とトリュフのミルフィーユ

これまたトリュフの正解形!!

最近けっこう黒トリュフが流行ってる感じがして。わが家にも「トリュフ塩」とかあったりするのですが。今まで食べてきたものは、これでもかってまぶしてあったり主張が強かったり、なんとなくいつも「ふーーん……(´_ゝ`)」というテンションで。

すごく、さりげない、ちょーーどいい絶妙な具合!旨味がたっぷりの濃厚な太刀魚と、美しく透き通る大根に挟まれたバランスがとっても最高!

この太刀魚、すごく美味しいね。

1994年もののワイン

ここで赤ワイン投入(ここまではウェルカムシャンパンに白をグラス2杯)。

お店の方におすすめされた1994年もの。94年は何をされてましたか?と聞かれて、振り返ってみたら夫の大学卒業とそして私の高校入学の年でした。高校の入学式ってなんだかすごく覚えてるなぁー。ちょうど今のタイミングぐらい桜がきれいだったな……。

そしてワインはなかなかしっかりした個性的な味。

前に見た「入りにくい居酒屋」の番組で、ワイン好きが赤ワインを飲んで「馬糞の香りがして素晴らしい!」って言ってたけど、これはなんか分かる気がするね。

ほんとだ!なんか面白いね〜。熟成肉にあいそうー!美味しいね

コース外で、牛肉のタルタルを追加♡

最初に来たときに食べて感動した「牛肉のタルタル」。

どうする?頼むとしたらメインの前のここじゃない?

行っちゃいましょう〜!

ということで。絶妙なタイミングでカットイン!さっき頼んだ赤ワインとの相性もばっちり。肉の味がしっかりダイレクトに感じられてとろとろ。至福の時間。

7.フランス牛とあか牛の食べ比べ(フランスシャロレー牛のサガリvs熊本あか牛サーロイン)

そして来ましたメイン!

さっきビーフジャーキーのように見えたサガリがこんなにジューシーになってる!!!

そう、左側のお刺身かのようなお肉がフランスのシャロレー牛のサガリ。

すごい!なんだか牛肉なのにキノコ?のような別の香りがする!
なにこれ!すごい!

これはなかなかですな!

キノコの香り……味覚ボキャブラリーがちょっとアレすぎなのですが。。とにかく芳醇な香りというか。口のなかに不思議な世界が広がります。牛のお肉の味が、レアレアなのでしっかり味わえて。

ほんと神!!!!

8.〆の別腹

そしてデザートタイム。「別腹」というメニューが素敵。

ねーねーこのお品書きにある「or トリュフ牛丼」というのも、ここに来たら気になってくるね〜。ひとつこれを頼むってのもアリじゃない?

!!
いや炭水化物はないでしょう。
ここはデザートのほうがいいんじゃない?

えー!でもめったに食べることはないんだよ。こんなチャンスないわけだし、ここは食べておいたほうがいいのでは?
(ダメ元のプレゼン)

いやいやいや……。(絶対ないわー)

意見がわれたときは大体、夫の意見のほうが良い結果を生むので(経験則)、それならばとしぶしぶケーキを選んだところ・・・・

運ばれてきたのが
写真のメッセージつき
バースデーケーキ!🎂

いやー確かに、ここでトリュフ牛丼はないわーーー😱(われながらドン引き…)

ほんとお店に入るときまでは、誕生日ということで来てたし、最後のデザートはHappy Birthday仕様とかになってるのかな♡とか思ったりしてたのですが、めくるめく美味なる感動の連続に、デザートのタイミングですっかりそのこと忘れてたんですよね。汗

ほんとあやうくのサプライズクラッシャーになるところでした……。

 

そんなこんなで”40に王手”の1年が幕明けとなりました……

自分でも引くレベルで、引き続きポンコツではありますが、ついに40に王手の39才になりました。今年はいろいろ変化の年になりそうな予感ですが、なんとか生存していければと思っております。

 

 

 

 

 

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