【スペインGW旅①】マドリードから30分の古都トレド。ヨーロッパ歴史・豆知識に、生ハムサンドに、ピカソに通じるエルグレコ!

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そこはもう、まるっと中世でした

古都トレドに到着!!
マドリードからRenfe急行に乗ること30分!


山手線半周ぐらいの時間
なのに空気がもう中世!!

駅からまず可愛い!!!!
何このカッコいい建築!!

写真撮ってなかったけど
構内も内装が
とっても素敵なんです。
写真撮り忘れたけど。

ちなみに私が撮ってた写真はベンチとかタイルとか。

(これはこれで可愛いよ)

スペインは800年ほどイスラム支配下時代があるので、イスラム建築とキリスト教建築が融合したムデハル様式が多いそう。

いやーーそれにしても長いよねー800年。
ざっと江戸時代をまるまる3回ループ分ですよ!!なかなかすごい……

💃

そんなイスラム情緒も感じる中世ヨーロッパを味わいながら、トレド駅前でタクシーをつかまえて泊まるホテルに向かう。

その途中……

ドーーーーーン!!

タクシーで進んで、
いきなり視界が広がって、
この城壁にかこまれた旧市街
目に飛び込んでくる感動!!

まさに絵本に出てきそうな中世古都!

まわりを川と城壁に囲まれた小高い丘に、
教会を中心とした旧市街。
すぐにでもダンジョンでも始まってスライムとか出てきちゃいそうな
「THE・中世ヨーロッパ都市」に感動もの!!!

なんて素敵なスペイン旅のスタート、
さすが夫プラン、粋すぎる。

しかも泊まったのはパラドールという、
お城を改築した国営ホテル。

窓からは城下町を見下ろせて、
市街の教会の方から鐘の音が聞こえてきて、
もうテンション爆上げ!

教会の鐘の音が聞こえてくると、
ああ、ああ!本当にヨーロッパにきたんだ!
と胸が高鳴るのです。キュン。

“パラドール”ディナー

ほぼまるまる1日移動だったので、
初日夕食はパラドール。

豆などの素朴さがあいまって勝手に中世を感じたりして妄想がはかどる。

豆スープと聞くと、
オスカルとロザリーのシーンが勝手に脳内再生。
(4巻黒い騎士のあたり)

幼心にこのシーンが印象深かったのか……。
なぜか主食クラスの野菜(豆)スープを見ると思い出すんですよね。(共感少なそう…)

まあそんな中世ムードに酔い浸りながら、
普通に美味しくいただいたスープにお料理。
いやはやしかし……
なかなかボリューミー!!!
特に豆ボリュームが想定外でした!

🌙

そして緯度が高いスペインでは
日没が遅いので、
窓から外から見える旧市街はまだまだ明るく、
少しずつ日が落ちてくのも素敵!

20時ぐらいだとまだ夕方ぐらいの明るさ。
21時半をまわってようやく暗くなる感じ。

教会のライトアップ。
うわぁーーヨーロッパにいるんだなぁーーーという喜びを噛み締めて1日目就寝。zzZZ

中世「重要都市トレド」観光

そして朝ごはんのあとは、市街の方へ観光。
トレドの大聖堂は世界遺産に登録されてて、
世界で4番目に大きいカテドラル。

ちなみに「スペイン観光で1日しかないのならトレドに行け」と言われるトレドは中世ヨーロッパではけっこう重要都市だった様子。ちょっと調べてみたら、ヨーロッパの歴史のなかで「翻訳学派」の活躍が面白かったので一夜漬けでちょっとお勉強してみました。

興味ない方はスキップ▽

【一夜漬け講座①】
なぜキリスト教によって古典学術が衰退したのか?

ソクラテスやらアリストテレスやらかなり高度に進んでいた古代ギリシャ・ローマ時代の古典学術。これがキリスト教の布教とともにヨーロッパではバッサリ衰退しちゃってたんだって。(知らなかった!)

理由は2つ。キリスト教(本来のユダヤ教)は一神教なので「神」がたくさんでてくるローマ・ギリシャ神話はNG。そして神話だけじゃなく学問も否定されたのは、キリスト教では奴隷制度の否定というのが強い主張としてあったからだそう。古典学術は奴隷制度が前提なのでけしからん!といった流れらしいです。

参照元:Yahoo!知恵袋

【一夜漬け講座②】
トレド翻訳学派の功績(ルネッサンスにつながる)

ヨーロッパからは排除されてしまった古典学術は、アラブには伝わってて文献が残されていたんだけど……いかんせん全部アラビア語なのでヨーロッパ人は読めない……。

当時トレドは、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、いろんな人たちが混在・共存していた都市。でもって、イスラム支配から国土奪回したキリスト教国王(アルフォンソ10世)がけっこうアラブかぶれだったらしく翻訳チームを結成

その翻訳学派が、学術書をアラブ語からラテン語へ翻訳して「読める…読めるぞ!!」状態になり、古典すげえーー!と、古典ブームになって、それがルネッサンスにつながっていくのだとか。(教科書で知ってる歴史につながってく!)

ちなみに余談では、このときラテン語の他に「カスティーリャ語」にも翻訳されたので、スペインではカスティーリャ語が公用語になっていったそうです。

トレド大聖堂(カテドラル)

話はちょっとそれましたが、トレド大聖堂。
中世重要都市、世界4位の大きさというだけあって、カトリックのこれでもかっていう迫力がすごいです。

キリスト教に限ったことではないのですが「天国とか信仰という概念」を、人に信じさせるというのは、ものすごいパワーがいることだと思うのですが(無宗教的発想)、そういう目で見るとカトリックの教会って本当すごいですよね〜。

いや〜もう、
圧倒的圧迫感!圧!圧!アツ!
建築や彫刻の他をねじふせんばかりの存在感パワーは本当に圧巻。

天国に届きそうなぐらいものすっごい天井の高い空間で、今にも動き出しそうな音も鳴り出しそうなこういった彫刻に囲まれて。生まれたときから毎週教会に通ってという人生を送ってたら、私なんぞは、どっぷり信仰しちゃってるだろうな〜。

主祭壇裏の衝立。柵のスキマから撮ってるので、実際の衝立は柵の向こう側ですが。

こういうのもの、圧倒的ですごい。人形劇を見てるような感覚で聖書のストーリーを追っていくのって、今の時代でいえば、テレビやスマホでドラマ見たりあれこれ情報を得るのと近い感覚のかな〜とか。

聖書の内容に詳しい解説とかあると、さらに楽しめるんでしょうな〜。

そしてふと上に目を向けると、

なんかこっち見てる〜〜〜!!

天使?(または偉人?)たちが天井から見下ろしてのぞいてる彫刻!
絵と立体が入り混じってる。

この天井装飾、
個人的にこれがめっちゃ好きなんですよね〜。

昔から狭いところとか秘密基地的なのが好きだったのもあるかもしれないけどあの奥の空間がめっちゃ気になるし(あそこに引きこもりたいw)あとはやっぱりその奥に「天国的世界」がつながってるんだよという現実世界からシームレスなつながる感の演出というかが好き。間近で見れない場所なのにめっちゃ凝って造ってあるのも地味に好き。

めっちゃしびれる!

ひとり密かにテンション爆上げ!
教会とかで見かけると下からじーーーっと眺めちゃう。

トレドを愛した画家、エル・グレコ。あのピカソにも影響を!

カテドラルには、画家エル・グレコの「聖衣剥奪」もあります。

これは当時、構図として、
キリストの頭上に民衆が配置されているというのが斬新すぎて。なんなら不謹慎といちゃもんつけられてしまい、依頼主だったカテドラル側に受け取り拒否されたあげくギャラを踏み倒されそうになった事案らしい。

結局、エルグレコは訴訟を起こすんだけど、カテドラル側から異端審問にかけると脅されて、泣く泣く本来もらうはずだった1/3ぐらいのギャラで断念したそう。

いつの時代もクリエイターはギャラで苦労するんですな。

というより、
そもそもエル・グレコって誰やねん?
という感じなわけですが。

名前の通り、もともとはギリシャ出身だったのが、スペインに来てトレドを気に入って移住した画家。

当時生まれ故郷(ギリシャのどこか)はヴェネチア統治下だったからその流れでイタリアに行くんだけど、神的存在のミケランジェロをディスってしまったとかでローマに居られなくなったという説もあるらしいよ。でもミケの彫刻は絶賛してるよ!

私たちはこのあとマラガにあるピカソ生家に行くんですが、そこにあったピカソの幼少期のスケッチを見ると、エルグレコの影響受けまくりのほっそりとした手の絵とかけっこうあって。なんだかピカソ少年の歴史も垣間見えてきてすごく楽しいのでセットで楽しむのもおすすめ!
ちなみに、アヴィニョンの娘は、エル・グレコ「第五の封印」からも影響受けてるのだとか。

エル・グレコが描く12聖人。
なんだかみんなアニメみたいなほっそりとした手と細長いシルエット(という特徴)。

▽引用元:

ちなみにエル・グレコは時代的にはルネッサンスの後。人体に忠実な描写のルネッサンスの流れのあと縦に長く描いたりデフォルメするマニエリスム時代がくるんだけどその先駆けと言われてるそうだよ。(一夜漬け勉強より)

昼ごはんは生ハムのお店でサンドイッチ

予定としてはこの日はお昼すぎに、コルドバに向かう電車に乗らないといけないので、昼食はテイクアウトで。ここで念願のスペイン生ハム登場!!!!

ハモン・イベリコ!
(注:生ハム召喚の呪文ではない……)

すごいラインナップ〜〜〜!!もはやどれがどう違うのか全くサッパリわからないけど、どれも美味しそうすぎる〜〜〜〜。「生ハム・サンドイッチ・チーズとビール」以上終了!!というシンプルで潔いお店。

むむ……1€ちょっとの追加でビールがつくとな?

ということで、ドーーーン!!!

生ハムのサンドイッチと、
パルミジャーノチーズを1カップを
テイクアウト!

コロンブスの瓶ビールがCOOL!

生ハムめちゃめちゃ
美味しかったーーー!!
最高!!!

素敵なレストランもいいけど、
こういうテイクアウトを広場で食べたりも
旅っぽくてすごく楽しい!

これがのちに言われる「筆者が生ハムに覚醒した瞬間」だという…。

「剣の都」でもあるトレド、“パラドール”のカトラリー

ちなみにトレドは「剣の都」とも言われていて有名らしいのですが……。
パラドールで食事をしていると……

何これ!このナイフの切れ味、めちゃめちゃ良い!!!すごい!すごく気持ちが良い〜〜〜〜〜!

という感動的な使い心地!!
お土産で買って帰りたくなるぐらい。
いやほんと……というか初日じゃなければ本気で買ってた。

いまだにほんとアレ欲しかったナ……と
カトラリー売り場でナイフをみるたびに、
トレドに想いを馳せてます……。

そしてコルドバへGO!

サンドイッチを平らげて、ふたたびRenfeの特急に乗ってマドリードへ戻り、

別路線に乗ってコルドバへ!
今度はマドリードから2時間10分!

コルドバの駅に到着です。
おお、なんか今っぽくてキレイ!!
なんだかタイムスリップでもした気分。笑

次はDAY2!
コルドバはメスキータも素晴らしかったし、
本場フラメンコの迫力やばかったー!!!👇

【NEXT】
【スペインGW旅②】コルドバといえばメスキータ。パティオ祭りの街のなかホスピタリティ最高すぎるお店と、本場フラメンコに圧倒された夜。

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